マウスピース矯正
ワイヤーを使った従来の矯正方法とは異なり、マウスピースを装着して歯列を整えていく矯正方法です。マウスピースなので取り外すことができ、口内ケアがしやすいという特長があります。また、ワイヤーを使うと、動かしたい歯の隣にある歯に大きな負担がかかりますが、マウスピースは歯全体に力を分散させるため、特定の歯へのダメージもありません。透明な素材で作られたマウスピースは、装着していても目立たないという利点があります。
上記のようなお悩みをお持ちの方には、インビザラインをおすすめします。透明なマウスピースをつけて矯正をしますので、目立ちにくく見えにくいのが特徴です。
インビザラインでは、コンピュータを使って、歯の動きをシミュレーションしますので矯正開始前に期間がわかります。終了の時期が明確になるので、患者様に好評いただいております。
iTero Element(アイテロエレメント)は、光学スキャニングを使った口腔内スキャナーになります。印象材を使わず、短時間に正確に型を採ることができることができます。インビザラインのマウスピースを作るために必要な型を、その場でデータを送ることができるので、治療を始めるまでにかかる時間を短縮して行うことが可能です。
iTeroによる光学スキャニングはより精密で確実なマウスピースを作製するためにはとても有効です。
歯列全体を対象にしたスタンダードな治療で、マウスピースの枚数(=移動回数)や治療期間に制限がありません。一般的にインビザラインで使用するマウスピースの枚数は、50枚以内でおさまることがほとんどですが、大きく歯を動かすような難症例の場合はこれを超える可能性があります。また、長い治療期間中に途中で治療計画を変更したいというご希望をいただく場合もあります。そういったケースでも幅広く柔軟に変更可能で、微調整なども納得いくまで行なえます。
前歯の部分に特化した治療方法で、約7ヶ月で治療が終了となるような軽度の症状が対象となります。前歯はお口の中でも特に目立ちやすいところなので、すきっ歯や出っ歯などにお悩みの患者様が数多くご来院されます。しかし、前歯の歯並びを整えることで印象が変わり、患者様は自信をもって笑顔でコミュニケーションを取れるようになります。また、インビザラインフルに比べて低価格で治療を受けられるのもメリットのひとつです。
インビザラインライトよりさらに軽い症状を対象とした治療システムです。主に前歯のズレや隙間の矯正、後戻りの防止などを目的としており、3~4ヶ月で終わる症例に限定されています。部分的な矯正なうえに短期間での治療となるので、低価格となるのが大きなメリットです。「歯並びが気になる前歯だけを矯正したい」「治療費を抑えたい」という方におすすめですが、症状が限られるのでまずは治療が可能かどうか診断します。
インビザラインGoシステムは、主に前歯の矯正を対象とした治療方法ですが、対象範囲が近いインビザライン・ライトと異なり、ケースアセスメントという評価機能が用意されています。まず、アライン・テクノロジー社から提供されているスマホの専用アプリを使って患者様の口腔内を撮影。それをアップロードし、数分後にはGoシステムによる治療が可能かどうか判明します。前歯の部分的な矯正をご希望の方の治療可否について、すぐにお伝えすることができます。
一般的なインビザラインでは、歯や顎の骨などが成長過程にあるお子様に合わせて矯正することができませんでした。近年登場したインビザライン・ティーンは、乳歯がすべて抜けているお子様であれば受けられるマウスピースによる矯正治療です。インビザライン・ティーンの特徴は、永久歯の萌出途中でも矯正可能な点です。